2008年11月20日木曜日

UJIAN NATIONAL PAKET C





            記11月11日(火)
 朝からなんとなく課内が忙しい様子。
試験問題もさっき送られてきた。
会場が2箇所に分かれているので、試験問題、答案用紙も2箇所分に分ける。
 この試験は、通常の高校には通えなかった人が、PKBMで学んで受ける試験。
PAKET C =高校 の授業ということになるので、
この試験に合格すると、高校卒業と同等とみなされ、証明書がもらえるということだ。
日本では大検があるが、それの各学校向けの試験というところだろうか?
来週は小学校・中学校の同様の試験がある。
PLS課総動員して、会場へ。
 会場の試験監督は、TUTORや、会場高校の先生が行っており、私たちは試験問題の管理と、試験監督の管理だった。
試験教室は6箇所に分かれていたが、日本のような静寂した雰囲気はない。
試験中でも、高校生が構内でブラブラしていて笑い声が聞こえたり、試験に遅れてきた生徒が大声で話していたりする。
それにしても試験に遅れてくる生徒の多さにはびっくりした。
1教科2時間の試験だが、平気で30分以上遅れてくる。
試験全部解けるのかなぁ・・・と人ごとながら心配してしまった。
会場の廊下に居る同僚が、結構大声で話していてうるさかったり、教室内に入っては試験監督と大きな声でしゃべっていたりして、生徒の集中を妨げているんではないのかなぁとハラハラしてみていたが、特に気にしている様子もない。
それどころか、遅れてきた生徒は隣の子とべらべらしゃべってやる気がなさそうだ。
でも、試験監督は一つも注意らしいものをせず、いすに座っているだけだった。
日本との試験の仕方との違いに、日本の常識との差を感じた。
国の試験だというのにこんな感じでは、学校のテストなどはもっと集中に欠ける状況なのかな?
普段の生活を見ていても、集中力がなさそうだなぁ・・・という感じはしていたけれど、こういう状況が原因の一つなのかなぁ・・・と思ったりして。
集中するということが、どういう時間なのか分かる人が少ないのかもしれない(そんなことはないか?)
 この試験は1日2教科 1教科2時間で行われる。
14日(金)まで、毎日ここに通うことになる。

 一足先に私だけ帰宅し、夕方の巡回に備える。
夕方の巡回は、自転車で10分くらい。私の自転車散歩コースにあった!
こんな近くにKFがあったなんて!と思い、これから毎回通えそうで楽しみ。
家の近所でたまに話をする中学生の家の近くで、家の人がKFで勉強していた。
ここの教室は、わらの屋根で床は竹の東屋みたいなものだから、さっきまでの雨でずぶぬれになってしまい、勉強どころではなかったようだ。
 
 KF(識字教室)は12月までで終了。
雨が降るようになると、田んぼに水が入りうまく田植えができるとのこと。
この期間に田植えをし、稲を育てるので忙しくなるので、その前に教室は終了するそうだ。
1月から3月は大雨で洪水になってしまうとのことなので、教室が使えなくなってしまうし、集まるのさえ困難になってしまうようだ。

 終了後、担当者の家へ寄る。
おやつを食べながら、仕事の話をする。
いろいろと話を聞けたのでよかったが、やはり援助の仕方に関しては、お金の支援を遠巻きにお願いされてしまった。
いままでよく協力してくれた人だけに戸惑ったが、その都度協力隊の仕事内容を話して分かってもらうしかないと思い、以前話したけど、と前置きして何度目かの同じ説明をした。

 生活向上のために、できることって、なんだろう・・・?
村人が、どうやってお金を稼ぐことができるのか?
今の私の仕事は、その仕事(職種)を見つけることだ。

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