2008年11月20日木曜日

日本からの便り②



            記11月15日(土)
 元同僚で、協力隊OGでもあるTさんからの小包が届く。
消印は10月8日。実に1ヶ月以上かかっている。
とはいえ、送ってくれていたことはE-MAILをもらっていたので知っていたのだが、なかなか自宅に届かないので、しびれをきらし今回も郵便局へ行ったのだった。
小包の出荷番号もすでに聞いてあったので、その番号を告げると調べてみるからと、郵便局員は言い、隣の部屋の荷物の収集所へ。
 なんとなく、荷物の積んであるダンボールの山をみわたすと、そのダンボールの一つは、なんと懐かしい日本語で「徳島にんじん」と書いてあるではないか!
中を見るまでもなく、これは日本からの荷物・・・つまり私宛の荷物だ!と説明をする。
一体この郵便局に何日保管されていたのだろう。
日本からはいくら遅くても1ヶ月以上はかからないはず。
とはいえ、保管されていただけでもラッキーだ!なくならなかったのだから!
いつ着いたの?と聞くと、しばらく考えてから、今日!と郵便局員の返事。
そんなわけないじゃん!と思いながらも、無事届いたからまぁ、よしとしようと深い追求はしないでおいた。
 すぐ持ち帰りたいからとサインをして持って帰ろうとし、自転車のかごに入れたら配達員が、配達しておくよ!とバイクに乗せてくれた。
バイクに乗せてある他の荷物を見ると、どうやら私の段ボール箱と共に、何日も放置されていたと思われるものたちだった。
やっと配達する気になったのか!という感じ。
でも、無事に届いた!!
 
 家に帰って早速開封。
箱の中には、日本製品がいろいろと入っていた!
それも、なんでこれが欲しいってわかったの?というものが、入っていてびっくり!
(かかとやすりとか、耳かきとか)
そうなんです!水浴びしかしないし、サンダル生活だから、かかとがざらざらなのだ。
何で分かったんだろう・・・
恐るべし元隊員。
その他、お好み焼きセットや味噌汁、のりなど、嬉しい日本食が!
そのバラエティの多さにいちいちびっくりしながら、すごく嬉しくなってしまった。

 学校が忙しい中、送ってくれた元隊員に大感謝!
そうそう、なんといってもこの派遣、受験のきっかけを与えてくれたのも、その後の相談に乗ってくれたのも、この夫婦なのだ。
彼女たちの隊員生活を聞くにつけ、派遣に胸膨らませていた。
自分も行ってみたいな。行けるのかな?と。
そんな日が懐かしく、今実際にこうして任地に居る自分をとても不思議に感じている。
 人との出会いと、ふとしたきっかけで、予想もしていなかった未来にたどり着くこともあるのだ。

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