2010年1月3日日曜日

ジャカルタでの販売


2009年11月4日(火)

村の生徒たちの商品を、ジャカルタのあるお店に置いていただくことになった。
ジャカルタ在住のSV隊員から教えてもらったこのお店。
先日のマカッサルの日本人会の方々が、

口をそろえてこのお店を紹介してくれたのだった。

今日の運びとなる前に、実は9月の総会準備の時に

一度お店に寄ったことがある。
お店いっぱいがインドネシア雑貨で埋め尽くされ、一日居ても飽きない。
女性なら、誰もが気に入る店に違いないという感じ。

そういえば、大学生の頃は雑貨集めが大好きだった。
あまりにも部屋がすごくなって、友人から購入禁止命令が出て、
それからは買うのを我慢するようになったのを思い出した。
昔の血が騒ぐようなお店だ。

 今回は経営者の方に会いに行く。
会ってみると、とても素敵な方で、
思わず惹きこまれてしまった。
エネルギーに満ち溢れ、ポジティブで朗らかな印象。
 村の活動にとても興味を持ってくださり、
その場で置いていただけることになった。

 こんな風に自分の活動に関心を持っていただき、
手放しで応援してくれる人に出会えたことは、
本当に心強いことだ。

村の片隅で作った作品が、ジャカルタで販売され、
たくさんの人の手を渡って、日本の誰かに届く。

村の生徒が、日本に思いを馳せ作っている
この手のぬくもりごと、日本のみなさんに届くといい。

HARI BUTA AKSARA(識字デー)

















2009年10月29日(木)

2日間にわたって、学校外教育課の州のイベントに参加。
今年の私は、同僚に職員としてやっと認められた?せいか、
前日におそろいのユニフォームである体育着を支給された。
当日は5時にタカラールを出発し、州教育局へと向かう。

 会場では、各県ごとにブースがあり、そこで生徒たちの作品を展示・販売
とはいえ、私の県ではまだ作品らしいものはないので、
地元産業であるソンコ(イスラムの男性がかぶる帽子)や、
伝統菓子などが販売された。
 その一角に、現在手がけている携帯ストラップの展示を行う。
残念ながらインドネシア人にはあまり、馴染みがないよう。
今後販売予定の腕輪を数点置いておいたが、
そちらの方は興味をひいたらしかった。
また、実際に作品作り講座を開き、
お客さんに作ってもらうことに!
ここでは、他の郡の生徒たち(まだ教えていない郡)も興味津々で、
いつの間にかタカラール県の生徒ばかりが作品作りに励んでいた。
新しいほかの郡の生徒たちとも顔なじみになり、ちょっとうれしい。

 それから、県対抗の運動競技や、生徒や教員の能力競争?
(数学早解き・歌唱コンテスト)など
さまざまな企画があり、大賑わいの1日。
 タカラール県民として、同じ体育着を着て、県のブースに座り過ごし、
また競争では、他の職員と共に、生徒や先生方を応援する。

1年前にはたどりつけなかったことだが、
今は当たり前にこの場に自然に居ることができる。
ちょっと体育着はブカブカで恥ずかしかったけれど、
同じ体育着で歩くのは、なんとなく嬉しかった。

こんなふうに、赴任15ヶ月目を過ごしている。