2008年10月25日土曜日

RAMADHAN(ラマダン)


  記10月1日
朝5時におき、マンディーをして準備。
5時半には、イブとイブの娘のDDと一緒に広場へ。
以前独立記念の式典をやった広場だ。
大きな広場だが、そこに市内の人たちがどんどんと歩いてやってくる。
着いた者から、地面に敷物をしいて座る。
結構几帳面に前後左右を整列させ、丁寧に敷物を敷き座る様子が意外な感じがした。
国民性として、いつもどちらかと言えば何事にもおおらかな印象を受けている。
集会の整列などにしてもそうだ。まっすぐ並ぶということをあまりしない。
だが、ここではきれいに整列している。不思議だ。

ずい分沢山の人がいるんだねとイブと話していたが、この時点ではまだまだだったようだ。
イブの席は前のほうで、ずっとずっと後ろまで人の列は増えていく。
みるみるうちにどこまでも列が連なり、どれだけ増え続けるのかわからない。
6時半頃には、広場一面がお祈りの服装をまとった住民でうめつくされていた。
広場の前方には男性。後方に女性と子どもたちが並んでいる。
私のいるところからは、女性の姿しか見えない。
写真も沢山撮ってみたが、人の群れに圧巻と言う感じだ。
こんなに多くの人が集まり、何かをするというのは日本ではあるだろうか?
ちょっと考えてみたけど、思いつかなかった。
宗教って、本当にすごいんだなぁ・・・と感じた。
このあと、一斉にお祈り開始。
外国人の私と、小さな子どもたち以外は全員行っていた。
静寂な時間。
広場に沢山の人がいるとは思えないほどの静けさで、行われる。
これを見ている私の存在って、この場に居ていいのかためらわれるほどだった。
でも、貴重なシーンだったので、しっかり写真とビデオに収めてきた。
いつか日本のみんなに紹介できたらと思っている。
後日の新聞では、この広場には約5000人の人が集合したそうだ。
貴重な経験ができたと思っている。

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