記10月1日
広場でのお祈りが終わると、そのまま家に帰る。
お祈りのベールの下には皆、この日のために新調した新しい服を着ている。
おとなも子どもも、みんな新しい服。
ラマダンは、新しい服で迎えるらしい。
家に着くと、ラマダンにはどの家でも食べるというご飯を食べ、すぐに親戚の家へ。
私の家から歩いて5分くらいのところにイブの弟さんの家がある。
この家には車があるので、どこにいくにもこの家の人と同行する。
まずはこの家のイブに挨拶をし、その後私の家のイブの実家へ。
イブの実家はここから車で20分くらいのところにある。
すでに何度か (PESTA BUKA PUASA②など)行っているので、親戚の人とももう顔なじみだ。
イブは10人兄弟だが、普段近辺に住んでいるのは5人くらい。
ラマダンは日本のお正月の雰囲気と似ていて、全国から帰省してくる。
イブの兄弟は、ジャワ島に居たり、スラウェシの北のほうにいたりするらしく、初めて会う人ばかりで誰が誰なのかは分からないまま終わってしまったが。
とにかく、ここではラマダンのために作ったKUE(お菓子)を食べながら、久しぶりの対面を祝う。
ここからが、すごかった!
車に乗せられて、親戚めぐり&墓めぐり。
4台の車と、5台のバイクが連なり向かう。(40人くらいの集団)
イスラム教では、火葬はしない。
そのためか、墓は日本のように一族のものがあるわけではなく、個人の墓が点在している。
だから、イブのだんなさんの墓やお姉さんの墓がずい分と離れたところにあり、その一つ一つを訪問してまわったのだ。5箇所以上まわった。
その後、親戚の家を1件ずつまわる。
この40人の団体が大移動。
家では飲み物・お菓子・ご飯が振舞われ、みんな食べる食べる!
私は3件目ですでにギブアップしたが、現地の人たちの食欲には本当に驚かされる。
6件くらいまわっただろうか?
私は食べ過ぎて気持ち悪くなり、イブの実家で休憩。
その間にもさらに親戚周りは続けられたようだった。
イブの実家にもすでに50人以上の親戚が集合しているので、どこに行っても沢山の人と、沢山の食べ物で、酔ってしまうほど。
お菓子を食べ続けるのも厳しいものがある。
きっと日本に帰るまでには、一生分のクッキーを食べて帰るに違いない。
日本ではほとんどクッキーなど食べない私だが、ここでは毎日といっていいほど口にしている。
この親戚まわりは夕方まで続けられ、夕暮れと共にやっと自宅へ。
疲れた!と部屋にこもりそのまま翌朝まで寝てしまった!
が、実はこの夜もまた、イブの友達や、亡くなっただんなさんの親戚が来たというから驚き。
すっかり疲れきった私は、居間が賑やかなのにも気づかないほど熟睡していたようだ。
日本同様、子どもたちにはお年玉?のようなものが親戚からもらえるようだ。
この晩7歳のRは、お年玉?を沢山もらったようで、大事そうに財布にしまったとのことだった。
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