2008年10月26日日曜日

活動見学



   記10月23日(木)
 2日前から、風邪をひいてしまった。日本にいたときからよく風邪はひいたけれども、熱が上がらずのどが痛いという症状は初めてだったので、葛*湯で治そうと早くから飲み始めたが、薬がなかなか効かずにずるずるしている。
昨日がピークで、今日は行けないかと心配していたが、復活!
 のどと鼻をやられていて、味覚と嗅覚はほとんどないが、体がだるいということはないので、仕事はいつも通り。
 今日はお昼からJenepontoの先輩隊員の活動を見させてもらうことに!
一人で行くというと、案の定同僚のみんなから心配され、携帯は電源を切らずに持っていなさいとか、夕方4時には向こうを出発してきなさいとか、友達の家が見つからなかったら、そのまま帰ってきてしまいなさいとか、いろいろとアドバイスをもらった。
その位、女性が一人で遠出することは普通のことではないんだなぁと、分かる。
日本のように安全ではないということだ。

 初めてスラウェシでpantel(乗り合い自動車)に乗る。
8人乗りに12人くらい乗るから、かなり窮屈だ。
その上運転手がかなり飛ばす。100K以上を出すこともしばしば。
助手席に女性2人で乗らされたのだが、ひやっとする場面もあり。
気をつけなくてはと思う。
乗らないわけにはいかないが、今後は乗る位置や運転手の様子などに注意をしなければいけない。
初めてのPANTELは、何とか無事に目的地までたどり着いた。

私の職種は青少年活動だが、実際の活動は青少年相手より、主婦を相手にすることの方が多い。
活動内容も、そのおば様たちの集団をマネジメントするというような感じで、村落開発の職種の人の活動に近い。
そこで、今日は村落開発で村に入っている先輩隊員の活動を見せてもらいに来たのだ。
月に1回集まっているらしく、そこには12・3人の主婦がいて、市場で販売できそうなものを作る講座を開いていた。



今回はとうもろこしを使ってお菓子づくり。
講座は和やかな雰囲気で、参加者がとても楽しそうだったのが印象的だった。
この講座を始めた頃はこんな雰囲気ではなかったと聞かされ、彼女が村に入ったことでいい影響を及ぼしているんだなぁということがよく伝わってきた。
 この村でも、歩いていると子どもたちに出会い、彼女の名前を呼ぶ姿が目についた。
村になじんで活動している様子が伝わってくる。
こういうのって、いいなぁ。
と感じた。
私もタカラールの人たちに名前と顔を覚えてもらえるように、コツコツと活動を続けたいなぁと感じた。
とても刺激になった一日だった。
よかった!

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