2008年10月10日金曜日

巡回その⑦


   記9月24日(水)
  巡回⑦⑧⑨の地域は隣の県と隣接する所で、とても遠い。
そこまでの道のりは1時間くらいだが、なんといっても道が悪いのだ。
タカラールの道は、マカッサルへとつながっているメイン通りだけはきちんと舗装されているが、その他の道は徐行運転しないと進めない程。
道路はアスファルトの所が多いのだが、なぜかぼこぼこと穴があいている。
この地域までの道は特に悪く、がたがたと体を上下させながら進んでいく。

行く途中で市役所にあたる建物の前を通ったが、すごい人の群れだった。
インドネシアでは3ヶ月に1回、貧困層に対して1家庭につき1ヶ月約1000円の援助金が支払われるそうだ。
ちょうどこの日がこの市の支給日だった為、市役所の周りを村民が取り囲んでおり、市役所の前の庭は全て人で埋め尽くされていた。
市役所の前の通りはすごい人波で車が通れないほど。
警察官も沢山配置されていた。
こんなにもいるのかと思うほどだ。

この地域では、KF(文盲の人たちが勉強している場所)を訪問。
写真のような高床式の家の1階で勉強している。
学習の様子は今まで見たとおりだったが、学習のための教材が十分にあった。
いろいろな地域を見てきたが、学習教材の差が目立つ。
私の勤務地のPLS(学校外教育課)から、同様に配布しているとの話だったが、あまりにも差がありすぎるので、疑問だ。
これから少しずつ実態調査をしていきたいと思っている。

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