2009年2月23日(火)
先週から集中して毎日1つの郡に通っている。
PAKET Cの生徒の授業の様子を見るためだ。
彼女たちの話では、授業のために学校に来ても先生が来ないことが多いという。
実際のところどうなのか知りたいと思い、通ってみた。
授業を一緒に受けることにし、参加。
でも案の定先生は来なくて、自習のようなものになってしまい、私が急遽授業をすることに。
2教科のうち、1教科の先生はこなくて、もう1教科の先生は遅れてやってきた。
先生は仕事のかけもちが多く、この仕事を最優先にと行っている人が少ないため、
こういう事が起こっている。
教室の隣で、ソンコ作りの講習を併設。
私が作り方を教わりたい!と何度もお願いしたところ、教えてくれることになった。
ソンコとは、イスラムの男性がお祈りのときにかぶる帽子で、
葉の繊維を抽出し、糸のように使って編んでいる。
籐のカゴづくりと要領は同じだが、編み方もいろいろあり、実に細かい作業である。
近所の主婦たち(50歳くらいの人たち)が集まり、一緒に練習。
今日は1時間目なので、大枠のみ。
不器用な私にとっては、けっこう難しい。
「技術を教えにきたのに、こうやってインドネシア人にいろいろ教わっていたら、
帰るまでにはプロになるね!」
と言われながら、覚えてやるぞー!と意気込んで作り始める。
先生役の主婦の代表者は、とても丁寧に教えてくれる。
その上、上手上手!とほめてもらえるので、ますますやる気が湧いてくる。
こうやって村人に教わるのは、とても嬉しい!
明日も続きを教わることにし、帰宅。
家でもずっと練習してみたが、やはり構造がまだ分かっていなくて、
どう編んでいいのか分からないまま数時間経ってしまった。
早く明日、続きを教わりたい!
人から何かを教えてもらえることは嬉しいことだし、楽しいものだということを
久々に思い出しながら、本当に楽しい時間を過ごすことができた。
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