2009年3月1日日曜日

生徒の家を回る



     2009年2月18日(水)
 先週は大雨で授業がなかったので、2週間ぶりに日本語の授業。
生徒は開始時間よりも早くに集まってくれるようになって、開始もスムーズに。
開始時間までは生徒とおしゃべり。
聞くと、他の先生は都合で来たり来なかったりするようで学校に来ても授業がないことがしばしば。
その時はしょうがないなぁ・・・と思って帰るそうだ。
 私の授業の後は体育なのだが、今日は先生が現れず。
そこで、生徒たちが各家庭を案内してくれるということで、歩いてみんなの住んでいる村に向かう。
学校から歩いて10分くらいの村に生徒は住んでいる。
普通は自転車やバイクに乗ってきているのだが、私が居るのでみんなで歩くことに。
 村の人たちにその人は誰?と聞かれると
「先生だよ。今日本語習ってるの」
という彼らはどこか誇らしげだった。
PAKETに通うくらいだから裕福な家はないため、どの家もみな竹でできている。
でも、どの家に行っても盛大に迎えてくれ、親戚中集まってくれた。
こんな風に自然に村に入ることができるとは思っていなかったので、
本当にPAKETCの生徒たちと出会えてよかったと思っている。
お茶を飲みお菓子を振舞われ、お腹がパンパンになりながら4件ほど生徒の家を回ったところで
楽しいながらにタイムオーバー。
まだ他の生徒の家にも寄ってといわれたのだが、
ペテペテ(公共乗り合い自動車)がなくなってしまう時間だったので
慌てて帰る。
 それからペテペテを待つこと30分。
生徒も一緒に待ってくれた。
夕暮れの中こうして村に居ると、とても贅沢な時間を過ごしている気分。
生徒たちの心配をよそに、私はこの待ち時間を楽しんでいた。
このままペテペテが来ないかというところで、昨日到着した隊員と家族が車で通りかかり、
(こんな偶然は滅多にないことだが)
私を家まで送ってくれた。
なんてラッキーだ!

 私の活動は、こうやって思わぬことがきっかけで広がっていっている。
今日もたくさんの偶然が重なって、村に行きその生活を垣間見ることができた。
巡回では見られなかった、人々の生活が見られ
得した感じ。
このチャンスをものにし、これからこの村とじっくりつきあっていこうと思っている。

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