2009年3月1日日曜日

日本人の訪問

     2009年2月26日(木)
JICAの担当者が、私の活動を視察に来た。
今回は、県の教育局から比較的近く最近よく通っている郡を見てもらうことに。
ここで、日本語を教えているPAKETCの生徒と、ソンコ作りを見てもらった。

 実はどの郡を見てもらうかということで、上司と郡を決定するだけでも一苦労。
どの郡も日本人が訪問となると、見てもらいたいというからだ。
 結局、今のところ私に一番協力をしてくれている郡にしたいということで決定した。
昨日の授業でそのことを話すと、
私以外の日本人に触れたことのないPAKETの生徒はとても喜び、
自己紹介や歌を披露したいという。
こんな申し出は、もちろんOK!
生徒たちが一生懸命練習を始めて、その様子はどこか研究授業前の教室みたい。
ちょっとそわそわ、でもドキドキ。
生徒たちの緊張と喜びが伝わってくる。
家に帰ったら、復習しなくちゃ!と生徒の声。
この訪問が、生徒の意欲を向上させてくれるようだ。ラッキー!

 郡の担当者が、強力な協力者となっていろいろと準備をしてくれた。
ソンコ作りの場所も、いつもの場所では狭いからといって教室を用意してくれたり、
昼食(それもPestaのようなご馳走!)も用意してくれた。
巡回のときにお世話になっている家の人が料理を作ってくれたり、
私の巡回先の村の人が作ってくれたお菓子を用意してくれたり、
PAKETの生徒が伝統菓子を作ってきてくれたりした。
 普段通りの活動を見せたいと伝えていたが、訪問時間自体が通常の活動時間と違っていたこともあり、
結局生徒たちには集まってもらったりしたから、その時点で普段どおりではない。
でも、この気持ちが嬉しかった。

 PAKETの生徒たちに、出来はどうだった?
うまくできた?
と、聞かれたりして、日本の中学生と同じだ!
大成功!というと、大喜びで大歓声が上がった。

 今回の訪問で、PAKETの生徒に会ってもらったことは大きな効果。
この訪問は、村の人や生徒たちにとてもいい刺激を与えてくれたと感じた。
数回の授業の成果がこうしてあらわれると、生徒の意欲が向上するものだ。
生徒たちとの絆もまた少し深まった感じがして、良かった。

 もちつもたれつ、という言葉があるが、お互いが助け合っていけるような活動を
今後も目指したい。
決してこちら側から何かを押し付けるのではなく、一緒にやっていく。
このスタンスを2年間保ち続けたいと思う。
私も多くの現地の人の協力を頂きながら、自分の活動を進めていこうと思う。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

reoさん!!!
お久しぶりです。元気にやってるようで嬉しくなりました!というのもブログ開設の連絡いただいたのにチェックしたのがいまやっとで・・・ごめんなさい~ 出産後ようやく5ヶ月経ってゆっくりパソコンに向かえたというかんじで今頃になってしまいました。ずいぶん書きためてあるんですね!これから少しずつさかのぼって読ませてもらいます。それにしてもブログだと近く感じれるので嬉しいです。またコメントしますね~