2009年7月16日(木)
任地での生活が1年経過したということで、
JICAの協力隊コーディネーターが上司と経過確認をしにやってきた。
自分の今までの活動を振り返る良い機会に恵まれた。
県の教育長は未だに私が日本から来たのか、韓国から来たのか分かっていない。
(そのくらい私には関心がなく、この1年話したこともほとんどない)
でも、この訪問のおかげで自分の活動をやっと説明できるチャンスに恵まれた。
毎月拙いインドネシア語で報告書を作成し提出しているが、
私の上司(課長)でさえきちんと目を通してはくれない。
それでも自分の活動の軌跡として、
文字にしながら自分自身も1ヶ月を振り返っている。
その報告書作成もすでに6回目となった。
急に県の教育長がコーディネーターの訪問前に、
私に活動報告をするようにと言ってきた。
だから、準備を整え話し合うのを待っていたが、やはりその時間は作ってもらえず・・
コーディネーターの訪問により、県の教育長初め配属先との話し合いの中で、
新たに活動内容として追加されたものがある。
① フォーマル学校での中学・高校での日本語授業及び日本文化紹介
② 教育局や学校教員に対して、日本の教育システムの紹介
①は、タカラール県の学校をインターナショナル校目指して、授業展開をしたいというもの
ノンフォーマルPAKETCで日本語授業を行っているのを知った教育長が、
ノンフォーマルではなくフォーマルで授業を教えるようにとのこと。
②は、教育長たっての希望だが、実は以前配属課内で何度か行おうと企画していたもの。
企画はしたものの、課内の人たちにあまり関心を寄せてもらえず、
プレゼンが開けずに歯がゆい思いをしたものだった。
今回は、教育長じきじきのお達しだから、きっと同僚も参加してくれるに違いない!
今までは個人的にフォーマル学校をまわっていただけであったが、
これで堂々と巡回できるようになる。
入り口はなんでもいい。
現地の生徒と関われるきっかけさえあれば、自分の伝えたいことを伝える場ができる。
まだまだ中退者の多いこの地域で、正確な情報を伝えることの大事さを痛感している。
まだ学校に通っている間に、授業でPAKETの存在を伝えることは、
中退後もまだ学ぶ方法があるということを知ってもらえる良い機会となる。
午前中の退屈な事務所勤務も、学校訪問が加わり少し楽しくなりそうだ!
0 件のコメント:
コメントを投稿