2010年5月4日(火)
一般の学生向けのUjian national(国家統一試験)が終わり、合格発表も済んだ
フォーマル学校の生徒は、いよいよ卒業となる。
今日は、卒業式にさきがけ、卒業生のお別れ会が開かれた。
参加者は卒業生、在校生、父兄、教員全員
日本で言う卒業式にあたるのだろうか?
校長先生の計らいで招待状を事前にいただいていたので、私も参加。
昨晩の教育の日の集いを行った建物で、
今日も行われた。
途中停電の中での式典で、
マイクが使えず招待客の話が聞こえなかったり、
話が長すぎて飽きてきた生徒は、日本と同じ。
服装の乱れている生徒は、ここでも建物には入れてもらえないらしく、
日本での学校生活と重なることが多く、思わず思い出したりして・・・
成績優秀者の発表や、送辞・答辞も行われ、感極まって涙・涙・涙
インドネシア人の感性の豊かさにはほほえましいものがある。
そして、最後感動的だったのは、先生方とのお別れの時間。
舞台に教員全員が上がり、生徒一人ひとりと握手をする。
日本ではシャイなイメージの高校生だが、
ここの高校生は、先生とお別れしながらオイオイと涙を流す。
さっきまで建物に入れてもらえなかった生徒たちも
いつの間にか入ってきて、先生に熱い抱擁
『しっかりやれよー!』
と、先生の声援も聞こえてきそうな舞台を見ているだけで、
胸が熱くなる。
会場中が、涙となんともいえないエネルギーに包まれている。
こんな会をイメージせず参加してしまった分、
意外だったが、参加できて心があたたまった。
こうやって大人たちの声援を浴びながら、
子どもたちは成長していくのだ。
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