2010年8月6日金曜日

高校のお別れ会




2010年5月4日(火)
一般の学生向けのUjian national(国家統一試験)が終わり、合格発表も済んだ
フォーマル学校の生徒は、いよいよ卒業となる。
今日は、卒業式にさきがけ、卒業生のお別れ会が開かれた。
参加者は卒業生、在校生、父兄、教員全員
日本で言う卒業式にあたるのだろうか?
校長先生の計らいで招待状を事前にいただいていたので、私も参加。
昨晩の教育の日の集いを行った建物で、
今日も行われた。
 途中停電の中での式典で、
マイクが使えず招待客の話が聞こえなかったり、
話が長すぎて飽きてきた生徒は、日本と同じ。
服装の乱れている生徒は、ここでも建物には入れてもらえないらしく、
日本での学校生活と重なることが多く、思わず思い出したりして・・・

 成績優秀者の発表や、送辞・答辞も行われ、感極まって涙・涙・涙
インドネシア人の感性の豊かさにはほほえましいものがある。
そして、最後感動的だったのは、先生方とのお別れの時間。
舞台に教員全員が上がり、生徒一人ひとりと握手をする。
日本ではシャイなイメージの高校生だが、
ここの高校生は、先生とお別れしながらオイオイと涙を流す。
さっきまで建物に入れてもらえなかった生徒たちも
いつの間にか入ってきて、先生に熱い抱擁
『しっかりやれよー!』
と、先生の声援も聞こえてきそうな舞台を見ているだけで、
胸が熱くなる。
会場中が、涙となんともいえないエネルギーに包まれている。

 こんな会をイメージせず参加してしまった分、
意外だったが、参加できて心があたたまった。
こうやって大人たちの声援を浴びながら、
子どもたちは成長していくのだ。

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