2008年9月23日火曜日

巡回 その⑥




 記9月18日(木)
12の村からなるタカラールで一番広い市へ。
海沿いにある、村だ。
レクリエーションなどで、タカラールの人もよくこの近くの海を利用するらしい。
以前一度だけ、来たことのあった地域だ。
 担当者が気さくな人なので、いろいろと話が聞けた。
どの巡回も、私のために車を用意してくれている。
ありがたい。
今日の巡回中には、車がエンストしてしまいみんなで押したがエンジンがかからず・・・
というトラブルはあったものの、こういう時はどこからともなく人が集まってきて助けてくれるのも、インドネシアならではだ。
今日も5箇所ほど回ったが、幼稚園・PKBM共に実際の生徒はおらず。
プアサ中ということと、午前中の巡回ということで実際の授業は見られずに残念だ。
プアサが明けたら、巡回時間を午後に変更してもう一度各地域を回ろうと思う。
 
写真は、となりの市のPKBM。
今日の市の担当者が、隣の市でPKBMの会長?をしている。
PKBMと併設して、ノンフォーマルの中学校のようなものがあり、そこから子どもたちがやってきたのだ。
外国人が珍しいと言って、沢山の子どもたちが部屋に集まった。
体つきは日本の小6位で小柄だが、皆中学生だ。
子どもたちに囲まれて、久しぶりに中学校の教員に戻ったような感じ。
すかさず男子生徒の赤いベルトに目がいってしまい、一人で笑ってしまった。
まだ教員の感覚は忘れていないようだ。
子どもたちも最初は恥ずかしがっていたが、仲良くなったとたん質問攻めに!
そういえば、インドネシアに来てから、こんな風に子どもたちに囲まれたのは2度くらいしかないな。
子どもたちとの活動をと期待に胸膨らませやってきたのだが、実際の活動場所が学校ではないため、なかなか集団の子どもたちに出会うことが難しい状況。
ましてや、文盲(字を読んだり書いたりできない人)の授業は、おばさまばかりで子どもたちはいない。

子どもたちのにぎやかさと、私を見てちょっとはにかむ姿が、なんだか懐かしかった。
もう少し活動に慣れてきたら、キャンプの日帰り行事のようなものをやりたいなと思っている。
なんだかちょっと忘れていた感覚。
久しぶりで、なかなか楽しかった。

0 件のコメント: