記 2008年8月31日
イスラム教の行事で、Ramadhan(ラマダン)というのが明日から始まる。
明日から約1ヶ月、イスラム教徒はPuasa(断食)をする。
毎朝3:00に起き、一日の断食に備え朝食をとり、
それから5時の日の出と共に夜6時の日没まで、一切の飲食を断つ。
つまり食事は朝の3時と、夜の6時以降の2食。
妊婦と小さい子ども以外は全員が行う。
毎年このラマダンの1ヶ月間、こうやって過ごすそうだ。
この国ではイスラム教徒が約9割といい、ここスラウェシ島は敬虔な教徒が多いと言われている。
私の家の人たちも熱心なイスラム教徒なので、毎日5回のお祈りを欠かさず行っている。
その姿を見るにつけ、宗教心の薄い私は、いろいろと考えさせられるものがあるのだが・・・
そういうわけで、明日から生活スタイルが変わることになりそう。
この断食が健康に良いといいのでしなさいと勧められた隊員もいるようだが、私の周りの人は、日本人の私は断食をする必要はないとあらかじめ理解してくれているので、今のところしないつもりだ。
けれど家族や、同僚が全員しているので配慮は必要。
食事を自分の部屋でとったり、仕事場でも人の前で水を飲んだりしないよう、気をつけようと思っている。
今これを書いている中、(8月31日夜9時)爆竹が盛大に鳴っている。
明日からのラマダンを祝うかのように、子どもたちが夜の通りをにぎわせている。
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