2008年9月13日土曜日

交通手段はペテペテ



大人の人の交通手段はバイク。
バイクで1時間半くらいの道は平気で行き来している。
まだ車は限られた人しか持っていない。
私の周りで言うと、学校外教育課の課長くらいか?
まだまだ日本のように、一般的に持てるものではない。

 隊員はバイク乗車禁止なので、私たちの移動手段はベチャかバス。
バスと言っても日本のようなのではなくて、
8人乗りのバンの車(乗り合いバス)
ペテペテと呼ばれている。
都会のMakassar(マカッサル)まで行く時には、この赤いペテペテを使用している。
乗車下車自由なので、好きなところから乗り、

降りたいところで声をかけると停車してくれる。
歩いているとプププッとクラクションを鳴らされ、乗らないか?と声をかけられる。
ぎゅうぎゅう詰めて10人くらいは乗る。
満員になると発車。
バスの中は陽気で、私のような日本人が一人座っていると、すぐに声をかけてくる。

 タカラールには、以前韓国人がいたようでまずは、韓国人か?と聞かれ、
日本人だと言うと、どこに住んでいるのか?もう結婚しているのか?
と必ず聞かれる。
 マカッサルからタカラール行きのペテペテに乗って初めて一人で帰ってきた時、

そのペテペテが突然途中停車し、20分ほど動かなかった。

車の故障というわけではなさそうだったのだが、乗車していた人たちが皆降りていったので、

不審に思っていると、なんと・・・!

みんながKue(クエー菓子)を買っていたのだ。
Kueのために途中停車なんて、日本ではありえない!!!
が、ここはインドネシア。
興味のなかった人までが、降りて一緒になって買ってきていた。
その菓子とは・・・
インドネシアの伝統的な菓子らしく、雰囲気は日本のおやきに近く道端の屋台で売っている。
ココナッツ味でとても甘い。
乗車員の一人から、旅の記念にこの菓子を食べなさいと、おすそ分けをもらった!
そんな感じで、結構車の中は楽しい。
でも、その反面、夜に1人で乗ったりするとどこかに連れていかれてしまうので、

用心するようにとお母さんや同僚から釘をさされている。
現地の人でも、夕方6時以降に到着するような場合は、1人で乗らないそうだ。
女の人からだけではなく、男の人にも何度も言われている。
よっぽど危険な目にあうのかもしれないので、十分気をつけよう。

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