2010年7月30日金曜日
メダンのスラム
2010年3月27日(土)
同期のホームスティ先の人(バタック族の人)が運営しているというNGOの活動に同行。
今回の旅の目的のひとつが、このNGOの活動見学だ。
母国の人が、母国のことをきちんと考えている。
そんな人に会いたかったのだ。
残念ながら、任地ではそういう人にまだ出会っていない。
だから、会ってみたかったというのがある。
写真のようなスラム街。
都会の中にありながら、生活は厳しい。
水周りの環境も、衛生面も厳しい。
都会のきらびやかな生活の裏にある世界だからこそ、
より悲壮感を漂わせるのだろうか?
任地の田舎のひなびた暮らしともまた違って見える。
NGOの人と居ると、このスラム街に援助をしてほしいと話される。
それは、NGO に対しての要求だった。
援助されるのを待つだけの人というのを、見た。
自立できるために援助したいと思う援助する側と、
援助慣れして援助を期待し待つだけの援助される側の
複雑なやり取りを聞きながら、
やりきれない思いを抱いた。
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