2009年10月27日火曜日

村の夜



2009年9月30日(水)

ここのところ、じっくり村に腰をおちつけて過ごすことがなかったのだが、
久しぶりに村で過ごす。
宿泊先は、イブミナの家。
娘が、生まれて6ヶ月と言う赤ちゃんを連れ、レバランで里帰りをしてきていたので、
にぎやか。
宿泊して大丈夫かと聞くと、もちろん!
と快くOKをもらい、いつも通り一緒に暮らす。
 昼間は生徒の家を家庭訪問。
 夕飯前は、孫の中学生のイロにネックレス作りを教える。

 これから晩御飯を食べようという時に、急に停電。
村の停電は長い。
早速ろうそくを灯し、長期の停電に備える。
その間中、アクセサリー作りを続けるわたしたち。
いつになったら電気がつくのかなァ・・・なんてのんびり話しながら、
気がつけばもう2時間は経っている。

 ろうそくの灯と、高床式の家が、どこかキャンプ場の教室を思わせる。
子どもたちとキャンプをしていたときは、
夜のキャンドルファイアーが楽しみだったものだ。
キャンドルに照らされた子どもたちの笑顔の素敵だったこと。
ろうそくに照らされたイロの顔を見ながら、
日本の子どもたちに思いを馳せる。
村の家が好きなのは、どこかキャンプ場に似ているから。
周りの風景も、家の様子もどことなくキャンプ場を思わせる。

そんな家での豊かな時間。
ゆっくりと夜が更けていく。
停電が手伝って、何もしない時間・・・

こういう時間の使い方が豊かだと感じるようになったのは、
この国で暮らしたおかげで気づいたことだ。

そんな時間をしみじみと味わっていると、
停電終了!

9時過ぎに、やっと夕食だ!

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