2009年9月12日土曜日

撮影を通して知ったこと

   2009年8月10日(月)

 ある日本のTV番組が、村での活動の取材にやって来た。

生徒の家に寄り、家族にインタビューすることに。

ここ1ヶ月、毎日のように通っている家だ。
家族中と仲良くなっていたので、
日本からの来客も快く受け入れてくれたのだが・・・

村のお父さん・お母さんだから、かなり緊張していたようだった。

中にはきわどい質問や、一緒に過ごしているからこそ聞けなかった質問もあった。
でも、その質問のおかげで、初めて聞けた本音もあった。

雑談の中で、何度か聞いてみたことがある
私の生徒たちの、将来の夢・・・

今日初めて、生の声を聞くことができた。
いつもはふふふと笑って流されていたのに、
今日はみんな夢を語っていた。
それぞれの夢は、本当に違いない夢だった。
洋服屋の定員、メークアーティスト、先生、などなど・・・
その子の特徴ととてもマッチしていて、
本当に夢を叶えたいというのが伝わってきた。
そのために学校に通いたい!
でも、お金がなくて進学はできない・・・

その声を聞いてしまった今、
彼らの夢を夢で終わらせないために・・・
私にどんなことができるだろうか・・・

と、新たな課題が見つかった一日だった。

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