2008年7月30日水曜日

フィールドトリップ その①

23日(火)~27日(日)まで4泊5日でフィールドトリップして、ジャカルタに帰ってきた。
語学力を試しながら、一人旅をして帰ってくるという企画。
交通機関をいろいろと試しながら帰ってきた。
言葉が通じない分、不安なことも多かったけれど、必ず助けてくれる親切な人たちにたくさん出会えた。
やっぱりラッキーなんだな。私って。
 
 1日目(23日水) ジョグジャカルタ→チルボン
 買ったチケットがなんと行き先のまったく違うチケット?
事前に駅の前売り場で購入したし、行き先もきちんと記入したし、そんなはずはないはずなのに!
乗ってから、悠長に車掌さんに到着時刻を聞いたところ、〔この電車は行かないよ!〕といわれてしまい、途中で乗り換えるはめに。
隣の席の女の人がとてもいい人だったので、いろいろと声をかけてもらって、下車はスムーズに!
直行できるはずだったのに、途中下車し、乗り換えるために2時間も駅で待った。あやや
でも、救いだったのは車掌さんが、乗り換えの待ち時間を駅長室に案内してくれたこと。
普通に駅で1人で待つのは危険だもの。
駅長室では、駅の係員が時間をつぶしに会話しにきたりして、私も語学勉強になりよかったかな?
 
 無事にチルボン駅に着いた。
駅には外国人はあまり降りない?らしく、改札を出た瞬間に人に囲まれ、危険!!
でも、なんとかかわしながら、今日泊まるホテルを見つける。
ホテルに日本人はめずらしかったらしく、その分いろいろと声をかけられたり、誘われたり。

 一人で街をぶらぶらしていると、大きな運動場で、ソフトボールをしている人たちが・・・
見ると、どうやら中高生のクラブチーム?の練習らしかった。
指導者は上手な人たちだったけど、選手は小学校のソフトボールくらいのレベル。
よく休憩をしながら、のんびりとやっている。
見ていたらやりたくなったので、声をかけてみようかと思ったけど、監督らしき人には見ていただけで断られてしまった・・・
グラウンドの隅っこで、2人組の女の子がキャッチボールをしていたので、そこにいれてもらうことに。
高校生で、英語と日本語を勉強しているとかで、投げ方を教えたらすごく喜んでくれた。
思いのほか反応がよく喜んでくれたので、こちらも嬉しく楽しむ。
日本の音楽はけっこうラジオで流れているようで、高校生にはラルク・アン・シェル が人気のよう。
どこにいってもその名前を聞いた。
 
 その後、交差点を歩いているとおばさんに英語で話しかけられた。
いい人そうだったので、話していると親戚が日本語ができるから来て話さない?
といわれたので、ついていってみると(いつもはそんなことはしないけど、本当にいい人そうだったので大丈夫と判断)よしこさんというハーフの人に出会った。
 この出会いが、この旅をより面白くする。
よしこさんほか、この親戚一家の大家族に出会い街の暮らしを知り、ホテルでの退屈な生活がなくなったのだ!
よしこさんと話をして、電車のチケット購入のときに、外国人はよくこういうケースがあるということ。(まあ、はやくいえばだまされた?)
でも、おかげでよしこさんに出会えたので、この日はよかった!
夕食はチルボンの郷土料理を食べ、夜の街も歩き充実した時間をすごす。

 旅は本当にいろんな出会いがあるものだ。
一人でいるのは不安もあるけれど、声をかけてくれる人もいる。
この国の親切な人に初日に出会えた私はラッキー!

ジョグジャ訓練最終日に

 ジョグジャ最終夜は、夕方からプレゼン発表をし、最後に1ヶ月お世話になった先生たちに別れを告げた。
プレゼンは慣れないインドネシア語だったが、簡単なゲームから始まり、この2年間どうやっていきたいのかを話した。
準備段階から担当の先生が私の考えを尊重しながら、私の気持ちにふさわしい言葉を選び、一緒に原稿を考えてくれた。ある先生はプレゼン配布資料を作成してくれた。
本当にいい先生方に囲まれて楽しい語学訓練だったなぁ・・・と思った。
プレゼンをしながら、この人たちに支えられて過ごせたことにとても感謝。
別れはちょっとだけ、寂しくなった。

けれど、この国ではとても明るくさわやかに〔また会いましょう〕といって、別れる。
誰もが、〔あなたの仕事が成功しますように〕と最後に言ってくれた。
先生方はインドネシアで出会った最初のインドネシア人だが、本当に心温かい人たちで、出会えてよかったと思う。
 
 家に帰ると、いつものように子どもたちと遊んで、いつものように過ごした。
 明日で終わりとは思えない程、イブ(ホームスティ先のお母さん)といつも通り。
 ここにも私を支えてくれるインドネシア人ができた。
 後ろ髪ひかれる想いで、この嬉しい気持ちや、感謝の気持ちを、これから出会うインドネシアの人々に返していきたいと強く思った。

 そんな温かい気持ちをもらった人たちと別れをつげ、4泊5日のフィールドトリップが始まった!
 つづく・・・・・

2008年7月29日火曜日

初めて体調を崩す

 今はジャカルタのドミ(隊員連絡所)
 今日は同期が2人任地へと向かった。
 私がスラウェシへ向かうのは明日。
 ジャカルタから飛行機に乗って2時間位かかるらしい。
 
 フィールドトリップ中にワルン(屋台)の食事にあたってしまった!
 1日半寝込んだ(旅行中)が、もう復活。
 フィールドトリップについては夜またゆっくり書き足そう。
 今は、現地時間の16:30
 まずは明日の出発のための荷物整理をしようっと。
 

 

2008年7月20日日曜日

あと2日でジョグジャとお別れ・・・

 ジョグジャでの最後の日曜日。
週末の金曜は、夜に学校主催のパーティーが開催され、先生や先生の家族たち、生徒たち、総勢50人以上が集まった。インドネシアの民族衣装を着飾って、インドネシア料理を食べ、歌を歌い、踊ったりした。インドネシア文化に触れた晩だった。
あっという間に時間が過ぎた。まるでヒゲッチキャンプのラストナイトパーティーのよう。
 
 学校の先生方とは、毎日顔をあわせている分、日に日に距離が縮まり精神面を支えてもらったり、励ましてもらったりしている。特に担当の先生は、年齢も同じくらいで気があっている。他にも陽気な先生もいたりして、休み時間にギターを弾きながら歌を歌ったり、ジョーダンばかり言ってきたりする。日本語で!まるで山中にいたときのようだ。(モ○Tにちょっと似てる感じ・・・)
こんな風に付き合えるのもあと2にちかぁ・・・と思うとちょっと寂しい。
 ホームスティ先のお母さんや子供たちともとても仲良く過ごしている。
 早く任地に行きたいと思う気持ちと、せっかく出会った人たちと別れたくないなぁ・・・という気持ちが入り混じっている今日この頃。
 
 明日が最後の授業。
 明後日は総まとめのテスト&プレゼンがあり、これですべての語学訓練が終了となる。
 23日からは一人で5日間の旅が始まる。
 いつもの調子で何とかなるさと思っているけど、すでに電車のチケットを取る時点で間違ってしまい、それも間違いに気づかず帰ってきてしまった!
 でも大丈夫!予定を変更することにした!!!
 
 日本はもうすぐ夏休みかなぁ?
 元3-2のみんなは高校生しっかりやってますか?
 最近よく夢に登場してきます。みんな元気だといいな!
 キャンプ場も、夏のキャンプが始まるころだね。
 日本のみなさん、いい夏休みを過ごしてくださーい!  

 

2008年7月15日火曜日

ジョグジャ生活あと1週間!

あっという間に残り1週間の語学訓練となった。この後は、いよいよ現地へ。
先週末には任地で活動するであろう施設と同じような所に見学に行った。
いわゆるストリートチルドレンを集め、職業訓練をするという学校。寮生活で、1年間勉強をさせ、のち再び一般社会に戻すらしい。
 そこで、日本はなぜ発展したのか?という質問を受けた。ここではまだ、成り上がることが容易にはできない。そのモチベーションさえ、持つのが難しい。成功者もいないわけではないが、どちらかというとあきらめている感じがする。
 今は毎日、その人たちにどうやって働きかけるか?どうやって学ばせるか?モチベーションをあげるためにどうするのか?ということについて、考えたことをインドネシア語で表現するという授業だ。考えることも難しい上に語学力もなく、厳しい!
 でも、この生活にはなれ安全に健康に暮らしている。語学の先生たちとも楽しくおしゃべりができるくらいにはなった。
 いろいろと考えさせられることも多いが、2年かけて何か自分なりの答えが見つけ出せればいいと思っている。
 フィールドトリップどこへいこうか?
 締め切りは明日なのにまだ決まっていない!
あらら!!!

2008年7月9日水曜日

いよいよ専門分野に!

 昨日までは、生活するための日常会話中心の語学授業だったが、いよいよ今日から専門分野についての学習をインドネシア語ですることになった。

 昨日教科書をもらったときには、急に内容が難しくなったような気がしてわからないことも多かったが、今日の授業を通して自分が任地でどういったことをするのかや、現地の教育事情についても学習することになった。

 昨日も少し書いたが、任地には老若男女問わず文盲の人が多くいるようだ。働くために、中学校を卒業しない人も多い。そのための人たちを集めて勉強を行う施設が数多くあるようで、私は多分その施設を巡回するようになるようだ。だから、活動対象は村に住む人々。年齢は、こどもたちに限らない。途中で学校を辞めてしまった人、学習せずに大人になってしまった人、おじいさんおばあさんももちろん対象になる。
 その人たちにいかに学習の大切さを伝えていくか、ともに学習していくかが、ひとつの課題になりそう。まだぴんとこない部分もあるけれど、インドネシアの現状が日に日にわかり始めてきた今日この頃だ。

 毎日の生活にも慣れてきて、この生活を楽しんではいるが今後の現地生活に向けていろいろと準備を始めなくてはと思っている。

 今後の予定としては、22日まではジョグジャカルタ。23日から27日までの間はフィールドトリップというプログラムで、一人でジョグジャからジャカルタまで旅行をしながら帰る。まだ全然旅行計画を立てていないのでやばい。

 28日から2、3日ジャカルタにいたら、すぐに任地に行くことになる。

あと少し、ジョグジャの生活を楽しもうっと!

2008年7月7日月曜日

ジョグジャでの毎日

今日は久しぶりにのんびりと、ネットカフェに来た。
結構毎日何かとイベントや誰かがどこかへ連れて行ってくれたりしている。
授業は1時くらいまでなので、その後は近くを散策したり、同期隊員とお茶したり、勉強したりという毎日。
 週末は、先輩隊員に会い、ご飯を食べて家にも遊びに行った。
昨日は同期全員で一日かけてDieng(ディエン高原)に行ってきた。
ジョグジャは建物が多く人も多く排気ガスもすごいので、高原の空気はとてもおいしかった!
それから、インドネシアの人はとても寒いところだというけれど、日本人にとっては久々に涼しい風が吹く所だったので、嬉しかった!
 ジャカルタ、ジョグジャと人の多い所ばかりに居たが、少し車を走らせるとずいぶん田舎道があることが分かり、また周りも田んぼと畑だらけで、やっとインドネシアに来た感じがした。
 ジョグジャで現地の先生に語学を教わるにつれ、任地のスラウェシがどんなに田舎かという話をたびたびされるので、どんな田舎なのか今から楽しみだ。
 ホームスティ先には9歳と14歳の男の子が居て、帰るのを待っていてくれている。
9歳の男の子は、日本語を勉強中でレベルもちょうど私のインドネシア語と同じくらいなので、お互いカタコトの語学を使って会話をしたり、折り紙やお手玉をして遊んでいる。面白い!
 元気に今日も過ごしています! みなさん、ご心配なく!

 
 

2008年7月3日木曜日

ジョグジャカルタにいます!

27日からジョグジャカルタに国内線の飛行機で移動し、ホームスティをしながら、語学研修中。

ホームスティ先は中華系で、イスラム教ではない分、食事に豚肉や鶏肉、料理も炒め物など中華系のものが出るのでおいしくいただいている。

IBU(ママ)の手料理はとてもおいしい!

 体調も良好で、調子を崩すこともなく元気でやっている。

このあたりは、家庭でネットができる環境ではないので、ネットカフェがたくさんあるようだ。

今日はジャカルタに着いてから初めてネットカフェにきて、こうしてブログを更新。

日本語で書き込みができないと覚悟してきたのに、こうして日本語が使える。ありがたい。

いろいろ書きたいことはあるが、今日はこのくらいで。

けっこうどこへ行っても元気に活動できるものだと自分で感心している。でも油断大敵!

まだお腹を壊していないので、(必ず一度は壊すらしいのにまだ元気)これからきっとくるだろう体調不良に備えて、体力を蓄えている?

 でも、やっぱりあつーーーい!