1月24日(日)
マカッサルに同期隊員と宿泊。
マカッサルに泊まるときは、JICA関係者のお宅にお邪魔するか、安いホテルを利用する。
日帰りで帰れる距離にある(南スラウェシの隊員の中ではマカッサルに近いほうだ)が、
やはり日帰りはきつい。
午後の3時か4時には帰りのペテペテに乗らないと、安全上おもわしくないからだ。
結局じっくり都会での用を足そうと思うと、宿泊することになる。
マカッサルに宿泊するときにたびたび使っているホテルなので、従業員とはすでに顔なじみ。
最近では、いろいろとジョーダンや、近所の話をしたりするようになった。
今回チェックインしてみると・・・
ホテルの入り口はきれいに飾り立てられ、明日が旧正月だということを思い出す。
マカッサルには中華系の人が多く住んでいて、このホテルのある位置も中華街の近く。
ここの経営者も中華系。
だから、なんだかいつもと違って、ホテルもにぎやかな感じ・・・
インドネシアは多宗教国家なので、各宗教の祭日は国民の休日となっている。
だから中国の旧正月も、数年前から祝日になったとか。
ホームスティ先はイスラム教なので旧正月は直接関係ないが、休日だ!と言って喜んでいた。
心なしか街はにぎやかで、外で夕食を済ませて帰るころには新年を迎えるムード満載。
ちょっと日本の新年を迎える感覚と同じ感じがして、ワクワク。
ホテルに戻って、旧正月だねぇ・・・と従業員と話をし、部屋で寝る準備をしていると・・・
部屋の電話が鳴る。
びっくりしながら出てみると、さっき話した従業員が、最上階で新年会(カウントダウンパーティーのようなもの)があるからどう?と声をかけてくれた。
ラッキー!ということで、すぐに準備をして会場へ。
カウントダウン30分前だったのでまずは、パーティー用の食事をいただき、年明けが来るのを待つ。
部屋には日本でいう祭壇のようなものが用意され、豪華に飾られている。
最上階である4Fの窓から下を見下ろすと、路駐車と人だかりでにぎやか。
カウントダウンと同時にたくさんの花火があがる。
花火好きとしては、昨年の夏に見られなかった分、嬉しさ倍増!
ビルに囲まれた中で花火があがるのだが、打ち上げ花火がみられるだけで心がワクワクした。
おかげでホテルの経営者とも知り合いになり、ホテルの1ブロック先にある中華街を見にいってきたら?
と言われ、日本人2人じゃ危ないからと、従業員と娘さんをお供にと言って、私たちを連れ出してくれた。
なんてラッキーなんだ!
こんな貴重な瞬間を間近に見られるなんて!!
同期隊員と2人、大喜びでついていく。
歩いて5分くらいのところに、参拝をする所があり、そこに多くの中華系の人たちが集まっていた。
日本の初詣のようなものだろうか?
次から次へと人並みができ、にぎやか。
すっかり雰囲気にのまれながらも、写真をとりまくる。
日本人だけでは、決してできないこと。
普段はかなり警戒をして、デジカメを出すのも時と場所を考えて使っているのだが。
こうして現地の人がいると本当に心強く、夜の街の雰囲気を楽しむことができた。
本当に、こういう出会いに感謝・感謝!